概要
GodotでVSCodeやCursorをコードエディタとして設定する
設定手順
1. エディタ設定を開く
まず、Godotのエディタ設定を開きます。メニューバーから「エディタ(Editor)」→「エディタ設定(Editor Settings)」を選択します。

2. 外部エディタの設定
エディタ設定画面で「Text Editor」→「External」セクションに移動し、以下の設定を行います。
このときAdvanced SettingsをONにしてください。

2-1. Exec Path(実行パス)の設定
VSCodeやCursorの実行ファイルパスを指定します。OSによってパスが異なります:
Windows:
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Programs\Cursor\Cursor.exe
macOS:
/Applications/Cursor.app/Contents/MacOS/Cursor
Linux:
/usr/bin/cursor
2-2. Exec Flags(コマンドラインフラグ)の設定
ファイルを開く際のコマンドラインフラグを設定します。
VSCodeやCursorの場合は下記のとおり:
{project} --goto {file}:{line}:{col}
2-3. Use External Editorを有効化する
チェックボックスをオンにして、外部エディタを有効化します。
これにより、Godotからファイルを開いた時に、指定した行と列に外部エディタが自動的に移動します。
3. デバッグ時の設定
デバッグ時も外部エディタを使用したい場合は、スクリプトビューで「Debug with External Editor」を有効にします。

これにより、エラーが発生した時も自動的に外部エディタが開き、該当箇所にジャンプしてくれます。
追加の推奨設定
スクリプトの自動リロード
外部エディタで編集した スクリプトを自動的にリロードするように設定します:
エディタ設定で「Text Editor」→「Behavior」→「Auto Reload Scripts on External Change」を有効にします。これにより、外部エディタで保存した変更が即座にGodotに反映されます。
トラブルシューティング
ファイルが開かない場合
- Exec Pathが正しいか確認
- Exec Flagsの書式が正しいか確認
- Godotの出力パネルでエラーメッセージを確認
変更が反映されない場合
「Auto Reload Scripts on External Change」が有効になっているか確認してください。
デバッグ時に内部エディタが開く場合
「Debug with External Editor」が有効になっているか確認してください。
実装して学んだこと
Godotの標準エディタも優秀ですが、VSCodeやCursorならAI補完機能や拡張機能を利用できるので、開発効率を大幅に向上させることができます。