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【Godot】VSCodeやCursorを外部エディタとして設定する

作成: 2025-08-13更新: 2025-08-13基礎

概要

GodotでVSCodeやCursorをコードエディタとして設定する

設定手順

1. エディタ設定を開く

まず、Godotのエディタ設定を開きます。メニューバーから「エディタ(Editor)」→「エディタ設定(Editor Settings)」を選択します。

エディタ設定画面

2. 外部エディタの設定

エディタ設定画面で「Text Editor」→「External」セクションに移動し、以下の設定を行います。

このときAdvanced SettingsをONにしてください。

外部エディタ設定画面

2-1. Exec Path(実行パス)の設定

VSCodeやCursorの実行ファイルパスを指定します。OSによってパスが異なります:

Windows:

C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Programs\Cursor\Cursor.exe

macOS:

/Applications/Cursor.app/Contents/MacOS/Cursor

Linux:

/usr/bin/cursor

2-2. Exec Flags(コマンドラインフラグ)の設定

ファイルを開く際のコマンドラインフラグを設定します。

VSCodeやCursorの場合は下記のとおり:

{project} --goto {file}:{line}:{col}

2-3. Use External Editorを有効化する

チェックボックスをオンにして、外部エディタを有効化します。

これにより、Godotからファイルを開いた時に、指定した行と列に外部エディタが自動的に移動します。

3. デバッグ時の設定

デバッグ時も外部エディタを使用したい場合は、スクリプトビューで「Debug with External Editor」を有効にします。

デバッグ設定

これにより、エラーが発生した時も自動的に外部エディタが開き、該当箇所にジャンプしてくれます。

追加の推奨設定

スクリプトの自動リロード

外部エディタで編集したスクリプトを自動的にリロードするように設定します:

エディタ設定で「Text Editor」→「Behavior」→「Auto Reload Scripts on External Change」を有効にします。これにより、外部エディタで保存した変更が即座にGodotに反映されます。

トラブルシューティング

ファイルが開かない場合

  1. Exec Pathが正しいか確認
  2. Exec Flagsの書式が正しいか確認
  3. Godotの出力パネルでエラーメッセージを確認

変更が反映されない場合

「Auto Reload Scripts on External Change」が有効になっているか確認してください。

デバッグ時に内部エディタが開く場合

「Debug with External Editor」が有効になっているか確認してください。

実装して学んだこと

Godotの標準エディタも優秀ですが、VSCodeやCursorならAI補完機能や拡張機能を利用できるので、開発効率を大幅に向上させることができます。