
ハンドトレスカメラEXは、イラスト制作における自撮り補助アプリです。
ラフイラストを半透明オーバーレイとしてカメラプレビューに重ねた状態で、イラストの構図に合わせた資料撮影をすることができます。複雑性の高い手などを書く場合に便利です。
ハンドトレスEXを開発した理由

イラスト制作において複雑性の高い「手を描く」場合、参考資料を用意したり、自分の手を撮影して作画するのが推奨されます。
このとき、イラストの構図や角度に合わせて写真を撮るのが意外と難しいです。
ハンドトレスカメラEXを使った新しいワークフローは下記の通りです:
- 作画中のラフイラスト画像をオーバーレイで表示
- 角度やサイズを調整したら、それに合うように手を撮影
- 保存前にオーバーレイの透明度を調整(または非表示)
- そのままトレース素材や参考資料として活用
動画撮影&フレーム選択が可能なので、三脚などでiPadを固定し、オーバーレイに合わせて自撮りしたあと、使えそうなフレームを選択するのがオススメです。手の角度やポーズを変えて試行錯誤するのも面白いです。

対象ユーザー:
- イラストレーター: 手の資料を素早く用意したい方
- 漫画家: 締切に追われる中で効率的に作画したい方
- アニメーター: 動きのあるポーズを正確に捉えたい方
- 美術学生: デッサンの参考資料を作りたい方
- コスプレイヤー: ポーズの確認や練習をしたい方
直感的なオーバーレイ合成機能

- 完全カスタマイズ可能な配置 (移動・拡大縮小・回転・左右反転)
- リアルタイムプレビュー (カメラ映像に即座に反映)
- 編集 モードと撮影モードの切り替え (UIを最小化して撮影に集中)
対応デバイス
- iOS: 14.0以降(iPhone/iPad対応)
- 推奨: iPhone 11以降、iPad(第7世代)以降
対応形式
- PNG, JPG, HEIC(フォトライブラリから選択可能な全形式)
アプリ仕様
- 価格: 無料(バナー広告あり)
1. リファレンス画像を選択

2. カメラで構図を合わせる

- 編集モードでオーバーレイを調整
- ドラッグで移動
- ピンチで拡大縮小
- 回転ボタンで角度調整
- 反転ボタンで左右反転
- 撮影モードに切り替えてUIを最小化
3. 撮影して保存
- 静止画撮影:シャッターボタンをタップ
- 動画撮影:録画ボタンで開始/停止
- プレビュー画面で最終調整
- スライダーで不透明度を調整
- 目のアイコンでオーバーレイを非表示
- 保存または共有
4. 動画からフレーム抽出(動画撮影時)

- タイムラインをスワイプして最適なフレームを選択
- 高品質フレームが段階的に読み込まれます
- 選択したフレームを静止画として保存
活用例とテクニック
イラスト制作での活用
- 手のトレース素材作成: 複雑な手のポーズも正確に
- 構図の確認: ラフ画を重ねて実写で確認
- パース合わせ: 背景と人物の整合性チェック
効率的な撮影のコツ
- 照明を工夫: 影を活かしたドラマチックな資料作り
- 小道具を活用: ペンや本などを持って撮影
- 連続撮影: 動画で撮って後からベストショットを選択
- 左右反転機能: 利き手と逆の手も簡単に資料化
推奨設定
- オーバーレイ不透明度: 撮影時は30-50%がおすすめ
- 保存時: トレース用なら100%、参考用なら0%
- 動画フレームレート: 滑らかな動きを記録するなら30fps
使い方のコンテンツは準備中です。
技術仕様のコンテンツは準備中です。
v1.0.32025/09/10
- 画像保存時におけるオーバーレイ表示・非表示および透明度調整機能を追加
v1.0.22025/09/09
- 静止画撮影モードで撮影した画像が保存できないバグを修正しました。
v1.0.12025/09/08
- 軽微な修正を行いました。
v1.0.02025/09/04
- 初回リリース。