Visual Studio Code (VSCode) でコーディングやドキュメント作成を行っていると、特定のパターンを持つテキストを大量に編集・置換したい場面がよくありますよね。一つ一つ手作業で修正するのは非常に時間がかかり、ミスも発生しやすくなります。
そんな時、VSCodeに搭載されている検索・置換機能の中でも、「正規表現」を活用することで、複雑な条件に一致する文字列を一括で、かつ正確に変更することが可能です。特に、連番を含む文字列や、特定のフォーマットで記述されたタグなどを、別の形式にまとめて変換したい場合に絶大な効果を発揮します。
この記事では、VSCodeの正規表現を用いた置換機能を使って、連番を含む特定のパターンの文字列を一括で別形式に変換する具体的な手順と、知っておくと便利なVSCodeの検索オプションについて解説します。このテクニックをマスターすれば、テキスト編集の効率が格段に向上するはずです。
この記事の内容
- 置換したい文字列の例(連番パターン)
- 正規表現を使った置換手順 (VSCode)
- VSCode検索・置換の便利オプション
- まとめ:正規表現でVSCodeのテキスト編集を効率化
置換したい文字列の例(連番パターン)
今回は例として、以下のような[A1_xxxx](xxxxは4桁の連番)という形式の文字列を、|#A1_xxxx|という形式に一括で変換するケースを考えます。

置換前:
[A1_0001]
[A1_0002]
[A1_0003]
[A1_0004]
[A1_0005]
[A1_0006]
[A1_0007]
[A1_0008]
[A1_0009]
... (続く)
置換後(目標):
|#A1_0001|
|#A1_0002|
|#A1_0003|
|#A1_0004|
|#A1_0005|
|#A1_0006|
|#A1_0007|
|#A1_0008|
|#A1_0009|
... (続く)
これはあくまで一例ですが、ログデータのフォーマット変換、マークダウン記法の変更、特定の命名規則を持つIDの一括編集など、様々な場面で応用できるテクニックです。
正規表現を使った置換手順 (VSCode)
VSCodeで上記の置換を行う手順は以下の通りです。
-
ファイルを開く: 置換対象のテキストが含まれるファイルをVSCodeで開きます。
-
検索・置換バーを表示:
- Windows/Linux: Ctrl + H キーを押します。(Ctrl + F は検索のみ)
- Mac: Cmd + Option + F キーを押します。(Cmd + F は検索のみ)
これにより、検索フィールドと置換フィールドが表示されます。
-
正規表現モードを有効化: 検索フィールドの右側にある「
.*」アイコン(正規表現を使用)をクリックしてオン(選択状態)にします。