【Blender】モデル表面に謎の影が出るときの対処法

作成: 2026-01-14

3Dモデルの表面に意図しない影や色むらが出る場合の原因と解決方法。法線の再計算、重複頂点の削除、カスタム法線のクリア手順を解説

問題

3Dモデルの表面に、意図しない影や色むらが出ることがあります。スムーズシェーディングを適用したときに特に目立ちやすく、モデルの見た目を大きく損ねてしまいます。

モデル表面に謎の影が出ている状態

よくある原因と解決方法

以下の3つの方法を順番に試してみてください。

1. 法線が反転している

面の法線が内側を向いていると、シェーディングがおかしくなります。

確認方法:

  1. オーバーレイ → 面の向き(Face Orientation)をオンにする
  2. 青=外側(正常)、赤=内側(問題あり)
Face Orientationで法線の向きを確認

解決方法:

  1. 編集モードで全選択(A
  2. Shift + N外側に向ける(Recalculate Outside)

2. 頂点が重複している

同じ位置に複数の頂点が存在すると、シェーディングに影響が出ます。

解決方法:

  1. 編集モードで全選択(A
  2. M距離でマージ(By Distance)
M → 距離でマージ メニュー

3. カスタム法線データが残っている

他のソフトからインポートしたモデルや、法線転写(Data Transfer)を使用した場合、カスタム法線データが設定されていることがあります。これが原因で意図しない影が発生します。

解決方法:

  1. 編集モードに入る
  2. メニュー → MeshNormalsReset Vectors
Mesh → Normals → Reset Vectors メニュー

これでカスタム法線データがクリアされ、通常の自動計算による法線に戻ります。

注意: カスタム法線は、ローポリモデルの見た目を滑らかにするなど、意図的に設定されている場合があります。自分で一から作成したモデルであれば通常は問題なくクリアできますが、心配な場合は事前にファイルを保存しておきましょう。万が一問題が起きてもCtrl + Zで元に戻せます。