概要
3Dモデリングの基本は、シンプルな形状(プリミティブ)から始めて、徐々に複雑な形状を作り上げていくことです。この記事では、Blenderで使用できる基本プリミティブと、それらを組み合わせて複雑なモデルを作成するための基本テクニックを解説します。
基本プリミティブの種類
BlenderではShift + Aでオブジェクトを追加できます。「メッシュ」カテゴリに基本プリミティブがあります。
| プリミティブ | 特徴 | 主な用途 |
|---|---|---|
| 立方体(Cube) | 6面、8頂点 | 建物、家具、箱状のもの |
| 球(UV Sphere) | 均等な緯度・経度分割 | 頭部、惑星、丸いもの |
| ICO球 | 三角形で構成 | スカルプト用、ローポリ球 |
| 円柱(Cylinder) | 上下に円形の面 | パイプ、柱、ボトル |
| 円錐(Cone) | 底面が円、先端が尖る | 屋根、矢印、コーン |
| トーラス | ドーナツ形状 | タイヤ、リング、チューブ |
| 平面(Plane) | 1枚の四角形 | 地面、壁、背景 |
| 円(Circle) | 辺のみで面なし | 穴、パイプの断面 |
プリミティブ追加時の設定
プリミティブを追加した直後、画面左下に設定パネルが表示されます。ここで初期パラメータを調整できます。
例: 円柱の場合
- 頂点数: 円の滑らかさ(8で八角形、32で滑らかな円)
- 深度: 円柱の高さ
- 半径: 円柱の太さ
- フタを埋める: 上下の面を作成するか
この設定パネルは、次の操作を行うと消えてしまいます。設定を変更したい場合は、プリミティブ追加直後に調整しましょう。
基本的なメッシュ編集ツール
プリミティブを変形させて目的の形状を作るための基本ツールです。
押し出し(Extrude): E
面や辺を押し出して、新しいジオメトリを作成します。
- 編集モードで面を選択
Eキーで押し出し- マウスを動かして距離を調整
- クリックで確定
ループカット(Loop Cut): Ctrl + R
オブジェクトにループ状の辺を追加します。