【Godot】VSCode / Cursorを外部エディタに設定する方法

作成: 2025-08-13最終更新: 2025-12-06

GodotでVSCodeやCursorを外部エディタとして設定し、AI補完や拡張機能を活用する手順

概要

Godotの内蔵エディタも十分強力ですが、VSCodeやCursorといった外部エディタを連携させることで、開発効率を向上させることができます。

なぜ外部エディタを使うのか?

  • AI補完: CursorなどのAI機能でコード生成やレビューを高速化
  • 豊富な拡張機能: テーマ、Linter、Git連携ツールなどを活用
  • 高度な編集機能: 複数ファイルの同時編集、高度な検索・置換

設定手順

ステップ1:外部エディタ設定を開く

  1. メニューバーから「エディタ」→「エディタ設定」を選択
  2. 左パネルで「Text Editor」→「External」をクリック
  3. 右上の「Advanced Settings」をオンにする
エディタ�設定画面

ステップ2:パスとフラグを設定する

外部エディタ設定画面
  1. Use External Editor にチェック
  2. Exec Path にエディタの実行ファイルパスを指定

Windows (Cursorの例):

C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Programs\Cursor\Cursor.exe

macOS (Cursorの例):

/Applications/Cursor.app/Contents/MacOS/Cursor
  1. Exec Flags に以下を設定(指定行へジャンプ可能に)
{project} --goto {file}:{line}:{col}

ステップ3:デバッグと自動リロードを設定する

デバッグ連携: スクリプトエディタ上部の「デバッグ」→「外部エディタでデバッグ」にチェック。エラー発生時に外部エディタで該当箇所が開きます。

デバッグ設定

自動リロード: 「エディタ設定」→「Text Editor」→「Behavior」→「Auto Reload Scripts on External Change」を有効化。外部エディタでの保存が即座にGodotへ反映されます。

トラブルシューティング

症状確認ポイント
ファイルが開かないExec Pathとフラグの記述を確認
変更が反映されないAuto Reload Scripts on External Changeの有効化
デバッグ時に内部エディタが開く外部エディタでデバッグの有効化