UIが形になってくると、次の2つの壁がほぼ同時にやってきます。 ゲームパッドで選択位置が変なところに飛ぶ ことと、 UIを開いた瞬間にフレームレートが落ちる こと。どちらも「作っているときは気づかず、仕上げの段階で表面化する」やっかいな問題です。
この記事では、 フォーカス (いまどのウィジェットが入力を受けているか)を自分で制御する方法と、UIが重くなる原因と対処を解説します。最後は ポーズメニューを実際に直す ところまでやります。
用語の整理: この記事で言う フォーカス は「入力を受け付けている対象」で、 マウスカーソル とは別物です。ゲームパッドの方向キーで動いているのはフォーカスであり、マウスを乗せたときの見た目の変化(Hovered)ともまた違います。
この記事でわかること
- フォーカスが飛ぶのは 自動ナビゲーションの推測が外れる から
Set User Focusが効かないときに 確認すべき4点- UIが重い原因は 自分で書いた処理 と 描画 のどちらか
- Invalidation Box =計算のキャッシュ、 Retainer Box =テクスチャに焼く
- 実践:ポーズメニューの フォーカスと負荷を両方直す
目次
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フォーカスが飛ぶ理由
フォーカス とは「いま入力を受け付けているのは、どのウィジェットか」を表す状態です。マウスだけなら意識しなくても動きますが、 ゲームパッドやキーボードで操作した瞬間 に、この概念が前面に出てきます。
